熱帯夜 side M

 
 

                        明日香様よりvv
 


熱帯夜 ~side M~


「――――松山ッ…松山ってばッ」
聞きなれた声に揺り起こされた。不快な声じゃ無いハズなのに、何故か耳に障る。

「…んッ…」
体を起こそうとしたが力が入らない…なんだ?
「大丈夫?随分うなされてたケド…汗、べっとりじゃん。」
そう言われて自分の体がやけにベトついてるのに気付く。
「うわッ…熱あんじゃん、松山!!」
ひんやりした感触が気持良い…反町の手が俺の額に触れる。
…ちょっと待て、ここに反町が居るという事は…
「わりっ…反町…俺…」
急に体を起こした所為か眩暈がした。頭もガンガンする…
「ちょっと大丈夫?」
上半身を起こしたオレを反町が支えてくれる。
「すっ…すぐ仕度するから…」
「何言ってんだよッ!熱、あんだよ?寝てなきゃ!」
ベッドから起き上がろうとする俺を押し戻してくる。
「でも…」
「良いって!何とでもなるから。」

反町との約束の時間は4時。迎えに行くから準備しといてねぇ〜と昨日電話があった。
その後――…

「とにかく寝て!んと…日向さんに連絡…」
「いい!」
言いかけた途中で即、拒否されたもんだから少し面食らったよう。
「いいって松山――…まさか、日向さんとケンカ、しちゃった?」

その後、日向とケンカをしてしまった。原因は反町との約束。

「もぉ〜〜っだから日向さんには内緒にしとけって言ったのにぃ〜〜」
言葉に詰まってしまった俺の行動を図星と悟ったのか、反町は溜息をつく。
「日向さんはね、ああ見えても超〜〜〜ヤキモチ焼きなんだから!!松山が合コン行
くなんて知ったら…」
「ごめん…」
「良いよ、良いよ。俺が怒られれば済む事だから。」
また深い溜息。
「でも、たかが合コンじゃねぇか。」
それに人数合わせで行くだけだし。
「あのね、松山にとってはたかが合コンでも、日向さんにとっては一大事なんだから。
もしかして松山、日向さんとケンカして昨夜の雨の中飛び出して来た訳じゃぁ…」
「………」
「――…呆れた。松山、仮にもスポーツ選手だろ?もっと健康管理、しっかりしなきゃ
ぁ…いくら日向さんとケンカして頭に来てたからってさ。ホントに日向さんとの事に
なると見境なくなるんだから…それに注意力散漫になるし。鍵、開いてたよ。無用心
じゃん。」
…毎日のように夜遊びしてる反町に言われたかねぇよ。

「ま、とにかく寝なよ。気分、悪くない?熱、計った?」
なんだかんだ言いながらも心配はしてくれてるようで。
薬どこ?体温計どこ?なんて言いながら部屋を物色し始める。
普段健康体の俺の部屋にそんな物ある訳ねぇし。
「もぉ〜んじゃ、買ってくるから…あ、ごめん、ちょっと待って。」
反町の携帯が鳴る。
今流行りの曲にしてある辺りさすが反町。よく聴く曲ってだけで俺には誰の曲か分か
んねぇケド。

「もしもし。あ、松木?え〜マジ?ちょっ…困るってソレは。オイ待て切るなっオイッ
…」
携帯片手に呆然としてしまってる反町。
松木って確か今日一緒に合コン行くヤツだよな?反町の連れで俺も一緒に飲んだ事あ
る。
「どした?松木からだろ?なんだって?」
「どうしよ〜松木今日来れないって。一応代わりのヤツよこすって言ってたけど、当
てになんないし、人数足んない…」
反町主催の合コンだからな〜
「俺、行くわ。」
「ダメダメ〜松山、熱あるんだよ〜」
「大丈夫だって。ちょっとシャワー浴びて来る。」
起き上がるとちょっとクラッと来たケド、困ってる反町は放って置けないもんな。一
応約束だし。

「ねぇ、ホントに大丈夫なの〜?」
行く道すがら、何度も尋ねてくる。
実際結構ツライ…でも、今更帰るなんて言えねぇしな。
「無理しないでよね。辛かったら途中で帰っても良いからさ。」
「サンキュ。ま、大丈夫だからさ。」
今日はさすがに飲めねぇな…飲む気も起こんねぇし。

「あっ来た来た。遅い〜反町く〜ん」
俺達が店に入ると女の子達はもう席に着いていて、ヤロー共も俺達が座るとひとつ席
が残るだけだった。
「ごめんごめん。」
「幹事が遅れてどうすんだよ〜早く始めようぜ。」
なんかめちゃめちゃ張り切ってんな、みんな。
「まだだろ〜松木、来てねぇじゃん。」
「あ〜アイツ来れねぇって。代わりに誰か来るらしいけど…」
と、反町が言いかけてふ、と動きが止まる。
「ちょっ…松山、松木の代わりって…」
「――げっ…」
脇腹を突付かれて反町の視線の先を見ると、こっちの方に向かってくるのは紛れも無
くアイツだった。


「――日向っ…なっ…なんでお前っ…」
「なんでって、松木の代わり。」
そう言って空いてる席、つまり、俺の隣にいけしゃあしゃあと座り込む。
目の前に居る女の子達は日向を見てキャーキャー騒いでる。
そりゃ、見てくれは良いかも知んねぇけどよ…

「そっ、それじゃみんな揃った事だしぃ、飲み物頼もっか?」
多分相当動揺してるんだろうと思うけど、さすが反町。仕切る事は忘れないようで。
「とりあえず生中!だろ?やっぱ。」
「ん〜じゃ、生中の人〜?」
結局全員の手が挙がる。…俺だけウーロン茶、なんて言える状況じゃねぇな。
日向に怪しまれても困るし。

乾杯から始まって自己紹介、席替えとまるで合コンのマニュアル通りに宴が進む。
「松山さんってぇ、あんまり飲まれないんですかぁ?」
日向の代わりに俺の隣に来たコが間を詰めてくる。
結構カワイイんだけど、俺、そういう喋り方、苦手なんだよな…
「イヤ、そう言う訳じゃねぇケド…」
「最近飲み過ぎだからさ〜控えてんだよね?松山。」
反町から助け舟が出る。マジで助かった。
もうさっきから喋るのも面倒臭くて、適当に相槌を打ってるだけなのに、酒の入った
女の子達の質問攻めにいい加減うんざりだったし。
それに…俺、かなりヤバイ。
気分が悪いって訳じゃないけど、頭ガンガンするし、寒いし。この部屋冷え過ぎ。

「ちょっとごめんね。」
反町が席を立つ。大方トイレにでも行くんだろうけど…俺も一緒に行くフリして帰ろ
うかな、と思ってたら日向が席を立って反町の後を行ったので諦める。
はぁ…何やってんだろ、俺。

「それじゃぁ王様ゲーム、やっりまぁ〜す!」
反町が割り箸片手に叫ぶ。
いつの間に戻ってきたんだ?日向も。
オイ、王様ゲームって古過ぎないか?なんて突っ込む気力も無いし。
酒も入って反対するヤツも居ないようで、反町が促すままに割り箸を取る。
もうどうでもイイや。

「王様だ〜れっ?ハイッ俺♪」
イキナリ反町が王様になったようで、やけに嬉しそうに見えるのは気のせいか?
「最初っから飛ばしまぁす♪それじゃぁね、5番の人がぁ2番の人を〜…お持ち帰りッ
♪」
「え〜イキナリかよ〜」
嬉しいのかイヤなのか分からない声が上がる。
「良いじゃ〜ん、もう子供じゃないし〜♪5番だ〜れっ?」
ハイになってる反町の声に反応したのは仏頂面の日向。
女の子達が騒ぎ始める。…日向にお持ち帰りされたいのか?
「それじゃぁ2番だ〜れっ?」
ふぅ〜ん…2番ねぇ…
何気に自分の割り箸を見て固まる。
「と言う事だ。ま、ゲームだけど一応な。」
いつの間にか隣に来ていた日向に腕を掴まれて宴会場から連れ出される。

すれ違い様に手を振る反町の姿が目に入った。
…もしかしてハメられた?

「ちょっ…痛いってばっ日向っ!離せっ!」
店を出て数分、されるが侭になっていたケド、あまりに強引な日向にいい加減頭に来
た。
…ってすぐ反応できない辺り、やっぱ、熱の所為か?
店を出てからずっと無言で俺の腕を掴んだままガンガン歩いていた日向がようやく足
を止めた。
それでも睨んで来るだけで。
「何だよ?何か言えよ。って言うかさ、お前なんで来たんだよ…」
「それはこっちのセリフだ。お前、熱あるクセにのこのこ来やがって。そんなに来た
かったのか?」
「は?何言ってんだよお前。俺、熱なんかねぇし。それに単なる付き合いだろ?反町
から頼まれただけじゃねぇか。」
はぁ…結局ケンカになっちまう。でも今日はこれ以上は無理だ。
さっき店で思いっきり冷やされた体が急に外気に当たって温度差にバランスが保てな
い。
「店に戻る気が無いんなら俺もう帰るから。」
出来る限り平静を装って日向から離れる。
「ちょっと待てよ!んな熱い体してるクセに何言ってやがる!」
再び腕を掴まれる。
「うるせぇっ離せよっ…」
日向の腕を振り払おうと必死にもがいたけど、俺の体はもう限界。
日向に支えられるような形で倒れ込んでしまった。
「オイっ!大丈夫かよっ?松山っ?」
朦朧とする意識の中で日向の呼ぶ声が聞こえるけど、もう返事すらする気力も無い。

日向はタクシーを呼び止めて乗り込んだらしく、日向のマンションの名前を告げる声
が聞こえた。
俺はもう寒いのか暑いのかすら分からず、ただ震えてくる体を日向が抱き止めてくれ
ている事に甘える事にした。

日向のマンションに着くとベットの上に下ろされる。
「……頭痛ぇ…」
思わず口に出てしまった。ガンガンする頭が自分の物じゃないみたいだ。
「大丈夫か?」
日向の手が額に触れる。冷たさが気持良い。
「…ったくよぉ、無茶するのも限度があるだろ。普通熱あるヤツが飲みに行くか?ホ
ラ…」
そう言って首元から手が入れられる。いつの間に持ってきたんだろう、体温計が脇の
下に差し込まれた。
「どうせお前の事だから熱も計ってなきゃ、薬も飲んでねぇんだろ?待ってろ。」
日向が視界から消える。
ほんの少しの時間だったんだろうけど、すごく長く感じた。
…日向が離れて行って寂しく感じるなんて相当熱高いんだな、俺。

電子音が聞こえる。
でも自分で取るのもかったるくて、そのままにしていたら戻って来た日向に引き抜か
れた。
「――――39度もあんじゃねぇか!」
驚いたような、呆れたような日向の声。
…そんなにあんのか?
「自覚ねぇんだろ?ホント、お前は自分の事に無頓着過ぎるぞ!他のヤツの事には神
経遣ってるクセによ。」
「…うるせぇよ。」
今はそれだけ言うのが精一杯。
日向も俺が話をするのもダルイんだと悟ったのか、それ以上は何も言わなかったが、
イキナリシャツのボタンに手を掛けられた。
「―――何…?…冷たっ…」
脇の下に冷たい感触。
「熱下げるにはココ、冷やすのが一番なんだよ。動脈通ってるトコだからな。」
確かに気持良いけど…良く知ってんな、んな事。
「薬、飲めるか?」
額に濡れタオルを置きながら覗き込まれる。
すげ、モロ好みの顔なんですけど…日向、ズルイ。
「…いらない。」
一気に顔に体温が集中したような気がして、それを悟られたくなくて布団を頭から被っ
てやる。
日向に見惚れるなんて絶対熱の所為。
もう寝よう…そう思って無理にでも寝る体制に入ろうと思っていたらイキナリ布団を
捲られた。
「俺もう寝…る、ん…っ」
口を塞がれて喉に固形物と一緒に水が流し込まれる。
「はっ…」
唇はすぐに離されて。でも何故か息は上がっていて。
「もう寝ろ。」
日向はそれだけ言うと俺に布団を掛け直してくれて、そこに腰掛けた。
「…日向ぁ。」
「ん、何だ?」
そんな顔するなんてやっぱズルイ。
「も一回、キス…して欲し…い。」
自分でも聞き取れない程の小さな声で言ったのに、日向はふ、と微笑うと優しく口付
けて来た。
離れてく唇が寂しくて、自分から求めてしまう。
「んっ…」
長いキスの後、日向が不思議そうに覗き込んでいた。
「…しよ。」
「何言ってんだ。お前熱あるんだぞ。バカな事考えてねぇで早く寝ろ!」
…なんだよ、いつもは拒んでもしてくるクセに。
俺から誘うなんてこの先ねぇからな。
ぎゅっと日向のシャツの袖を掴むと日向は溜息ひとつ。
「…熱上がっても知らねぇぞ。」
再び唇を重ねてきた。
「ん…んっ…」
さっきとは全然違う激しいキス。
日向の舌が俺の口内の隅々まで這い回り、悔しいくらいに感じてしまう。
「松山…」
今度は耳元で甘く囁かれ、舐め捕られる。
「はんっ…や、だ…」
俺の体は熱の所為かいつも以上に敏感になってるようで、こんな行為ひとつにひどく
刺激される。
日向の舌が首筋に落ち、シャツのボタンを外され、すでに膨れ上がってしまってる胸
の突起物を捕らえられる。
「や…あんっ…んんっ」
そして俺自身は日向の右手に与えられる快感にすっかり反応してて。
「すげ…松山、もうこんなになってるぜ。」
「はぁっ…言…うな、よぉ…」
そうやって指摘されると余計に意識してしまう。
日向は俺の敏感なところを的確に攻め立てる。
容赦無い日向の愛撫に俺はどうにかなってしまいそうだった。
昏倒とし始める意識の中、さっきまで俺自身に絡められていた指が後ろに埋め込まれ、
現実に引き戻される。
「…っ…ああんっ…やぁ…」
日向の指が俺の内部を掻き回し、指の数を増やされ、一番敏感なところに刺激を与え
られる。
「ああっ…あああ…!」
何度も抜き差しされ、快感が身体を支配する。
無意識に涙が零れ落ちる。
「今日のお前、まじ、すげぇ…」
ぼぅっとする視界に困惑したような日向の顔が映る。
「悪ぃ、俺もう我慢できねぇ。」
目尻にキスをひとつしたかと思ったら日向が一気に入ってきた。
「ああああああ――――!!」
指とは比べ物にならない重圧に自分を手放しそうになる。


それでも的確に俺の一番弱い部分を突いてくる日向に何度も現実に引き戻されて。
「やぁ…あ、あああんっ、あ…」
何度も何度も挿入が繰り返され、ホントにもうどうにかなりそうだった。
「も、ヤダ…ひゅう、がぁ…」
無意識の中で日向の名前を呼んで、しがみついてしまう。
「松山…お前の中、すげぇ熱い…も、イキそうだ…良いか?」
しがみついた腕を優しく解かれて、熱い眼差しで見つめられる。
「は…ぁん…日向ぁ…俺、も……あ、ああああ――――っ」
俺の返事が終らないうちに日向の動きが激しくなる。
「…っ、松山っ!」
「ああ…っ!!!」
日向は低く声を出すと俺の中に熱いモノを放出し、俺も殆ど同時に達してしまった。

日向が俺の上に倒れ込んでくる。
「…悪かった。お前、熱あるのに俺…でもお前も悪いんだぞ。今日のお前いつも以上
にイロっぽいし、それに…昨日は久し振りに会ったのにヤらしてもらってないし…っ
て。」
珍しくお喋りな日向に体力を総動員してグーで殴ってやる。
精も根も使い果たした今の俺に出来る精一杯の反抗。
「大丈夫か?」
「…大丈夫な訳ねぇだろ。」
ホント、大丈夫な訳ねぇじゃん。誘った俺も俺だけど、手加減無しにしてくるか?普
通。
「このままだと余計熱上がるな…汗、流すか?」
確かに相当な運動量でかなり汗ダク。
このまま寝ちまいたいけど、気持悪いし、それにこのまま寝たら確実悪化。でも…
「…動けねぇ。」
マジで身体が言う事を聞きそうにもない。多分歩く事も侭ならない。
日向は立ち上がると俺を抱きかかえようとした。
「ちょっ…待てって…あ…っ」
急に身体を浮かされて、後ろから日向の注ぎ込んだ物が流れ出てくる感触にブルっと
震えてしまう。
そんな俺の態度を日向は察してくれてのか近くにあったバスタオルを下肢に捲いてく
れると悔しくも軽々と抱き上げてバスルームへと向かった。
「キレイに洗ってやるから。」
「…任せる。」
俺は日向の胸に顔を埋めた。
…たまには甘えても良いよな。これも熱の所為にしてしまえば良いんだし。

次の日、熱は微熱程度に下がっていた。
熱がある時は汗をかくのが一番って本当なんだな。汗のかき方には問題があった気も
するけど…。
まだ少しダルイけど、昨日より全然マシ。
でも風邪ひいて熱出すなんて何年振りだろう…一応スポーツ選手だし、普段健康管理
はしっかりしてるつもりだったからな〜。
「気分どうだ?」
さっきから姿が見えなかった日向がベッドに腰を下ろして顔を近づけてくる。
「ん〜大分熱下がったな。飯、食えるか?」
食欲をそそる良い匂いに腹が鳴る。…そう言えば一昨日の夜から何も食べてない。
「…食う。」
「了解。持ってくるから待ってろ。」
出来たてアツアツのお粥を目の前にして、食欲増進。美味そう…。
「アチッ…」
「オイ大丈夫かよ。食い意地張るからだ。」
「うるふぁ…い、アツ…」
それでも食べる手を休めない俺はやっぱり食い意地が張ってるだろうか?
あっという間に平らげてしまった鍋の前に呆れ顔の日向。
「…何だよ?」
「昨日はあんなにイロっぽかったのによ…珍しく積極的だったし、風呂入ってる時な
んて何もかも俺に委ねて…」
ニヤついてる日向。
何を思い出してるっ?何をっ?
「うるせぇ!覚えてねぇよっ!!俺もう寝るっ!」
頭から布団を引っ被る。
幾ら熱の所為にしたって記憶ぐらい残ってる。思い出しただけで顔から火が出そうだ。
「でもよ…昨日みたいな松山も良いけど、心配させられるのはもうごめんだ。頼むか
らもう無茶はすんなよ。」
布団を軽く叩くと俺の食べ終えた食器を片付け始めたようだ。
心配…してくれてたのか。
俺も日向に心配かけるのは好きじゃない。
アイツの前ではいつも元気な俺でいたいから。
とりあえず今回の風邪を完治すべし!と食うもん食ったし、寝る事にしよう。

2002.11.3


ふふふvvvいただいたお話にはさらに日向さんバージョンも♪次のページへすすむべし!!

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